日々8割で生きるトリセツ

高次脳機能障害を持つことになったおじいちゃんと、家族のわちゃわちゃな日々

日々8割で生きるトリセツ(`・ω・´)

こんばんは、早くも花粉症かな?のまりもです(`・ω・´)
子供の頃から酷い花粉症でして。
花粉症に関してだけは、キャリア長いです。

さて、今日はブログタイトルにしている...

 

『日々8割で生きるトリセツ』

 

この由来について。


タイトルの意味は?と母に言われました。
説明すると「あぁ~」とのこと(笑)
ちょっと分かりにくいかもと思いつつ、採用したワケ。

 

おじいちゃんが脳梗塞で入院。

その後半年近くリハビリ病棟でのリハビリ。

その後の重積てんかん

なんやかんやですよね、本当に。

 

リハビリ病棟に入院中、高次脳機能障害関連本を検索して、見つけた本。

 

以前、私のTwitterでも写真を載せたことがあります。

この本、リハビリドリル目的で購入しました。

けれどドリル前に高次脳機能障害について解説されている部分。

そこが目からウロコだったのです。

 

過剰学習は意欲低下につながる

問題は80%できたら、次に進みましょう。100%できることが目標ではなく、「問題を解く過程=脳の回線を使わせる」ことが目標です。

あくまでも、ねらいは脳の回線を使わせることで脳の使い方を改善させることです。ですから、毎日同じ問題を100%できるまでさせることは、本人の意欲を低下させるため、「つまらない」「したくない」となり、逆効果です。

(中島恵子著/みんなでわかる高次脳機能障害 生活を立て直す脳のリハビリP.44より)

 

ついつい、100%を目指すというより“100%であるべき”と思っていた日々。

けれどその発想が自分を色々と凝り固まらせ、イライラさせて。

おじいちゃん自身も100%を目標としていたからこそ、できない時にイライラ。

去年、内科に別件で入院した際に改めて読んで再発見しました。

 

「日々80%で生きる」

 

そう話し合ってから、気持ちが軽くなったのかスムーズにいくことも。

自分たちの中で知らない間に決めていた100%がない今、少し余裕が(*´▽`*)

 

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“生きる”は、以前通っていたデイサービスでおじいちゃんが書いた愛ことば。

幸せをイメージしながら一文字書く予定が、一言に(*´▽`*)

この言葉を選んだ時の気持ちをたいせつにしたくて、採用!!

 

「なら、トリセツって?」

 

これは色々と内輪ネタ的な意味合いが多いのですが(笑)

とにかくおじいちゃんは取扱説明書が大事で、好き。

ゲームやる前にじっくりと読んで、それからゲーム。

新しい電化製品も、いじる前にじっくりと読む。

携帯電話もしかり。

そうこうしている間に、日が暮れる...

 

取扱説明書にまつわる話が多いこと。

そしてこのブログが誰かにとって“トリセツ”になったら、これ幸い。

そんな思いから“トリセツ”が採用されました。

 

それぞれ、違うシーンから生まれた言葉。

それらが私の中ではシックリはまって、タイトルになりました。

あっ、顔文字は張り切っている時のおじいちゃんにソックリだから(笑)

 

良かったら、日々8割で生きてみませんか?

そしてそれが、その人のトリセツになると思うのです(*´▽`*)

 

 

次回は『遊んでリハビリ、オセロだよ♪(`・ω・´)』をお届け予定(´▽`)

*1:おじいちゃんが書いたものです