日々8割で生きるトリセツ

高次脳機能障害を持つことになったおじいちゃんと、家族のわちゃわちゃな日々

予定は未定じゃ困ります?(`・ω・´)

こんばんは、昨日ヘアサロンに行ってきたまりもです(`・ω・´)

以前勤めていたところは、明るい髪色にできず。

今はここぞとばかりに、明るいトーンにしてきました。

帰宅するなり、おじいちゃんがポソッと...

 

「もっと赤い感じにするかと思った、草間さんみたいに」

 

うん、それもいいね。

もうちょっと赤と共生できるようになったらチャレンジしてみる。

それまでは、ピンクブラウンで楽しませてくださいm(_ _)m

 

さてさて。

ヘアサロンもそうですが、ちょっとした“予定”を組むことありますよね?

通院の予定、デイサービスの予定、訪問リハビリの予定。

お友達とごはんを食べに行く予定、映画を観に行く予定。

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この予定が、おじいちゃんにとって大事なのです。

 

ある程度予定を組んでいても、変更になることは多々あります。

事故で道路が混んでいたとか、ゲリラ豪雨で電車が止まったとか。

どうしようもない変更。

 

病院では、こんなことがありました。

 

「リハビリ予定表には○時って書いてあったのに、急に変更になった」

 

まぁ、そういう日もあるよね(*´▽`*)

そう思って「そっか」と言ったのですが、納得いかない様子。

 

「だって、○時って書いてあるのに変更だよ?」

 

うん、そういうことってあるじゃない?

しかし、○時と決めたら、それは○時じゃないとダメなのです。

 

こんなことも、ありました。

 

「前日に言われていないのに、お風呂入りましょうって言われた」

 

いいじゃない、サッパリできるし(*´▽`*)

でも違うのです。

 

「前日に言ってくれないと、準備ができないじゃない?」

 

いやいや、お風呂の準備ってスタッフの方がしてくれるじゃない?

シャンプーもボディーソープも着替えも、手伝ってくれるし。

 

「心づもりをしておきたいの」

 

えっ、お風呂の心づもりって、ナニ(´・ω・`)

毎回言われるたびに、思っていました。

 

  • おじいちゃんの場合、前日に流れを掴んでおかないと気が済まない
  • そしてその流れから変更点が発生した場合、修正するまで時間がかかる

 

この2点が、結構重要ポイントだったりするのです。

誰でも急な変更は一瞬“えっ”と戸惑うこともあります。

それでも何とかかんとか調整して、「まぁ、いいんじゃない?」と着地する。

この「まぁ、いいんじゃない?」に辿りつくまでが、大変。

 

入院中、これで毎回グチを聞かされてはこちらもゲンナリです。

予定したらしたで、今度は予定が気になって、こだわりが強くなったり。
(主にトイレ回数が増えて、所要時間も増える...)

 

おじいちゃんに“自分はどうなのか?”と俯瞰してもらう為、思い切りました。

 

「おじいちゃんのこだわりで、私たちは予定がズレることいっぱいあるよ」

 

最初は黙っていましたが、図星と思ったようです。

 

予定通りに進まないのは、おじいちゃんだけじゃない。

そして、自分も誰かの予定に食い込んでいることもある。

お互い様であること、そのちょっとした気遣いがお休み中になりやすいこと。

これらを意識してもらうと、“家族と一緒に生活する”準備になるのかな?

 

意識していない部分を指摘しないというのも、ありなのかもしれない。

けれど、結局それは本人の為にはならないかな?と思って、指摘しています。

意識を向けるようにサポートする。

時間はかかるけれど、意味があると思って...(*´▽`*)

 

 

次回は『食欲がない時は、どうしてる?(`・ω・´)』をお届け予定(´▽`)