おじいさんだって、いいじゃない(`・ω・´)
こんばんは、ちょっとスッキリ気分のまりもです(`・ω・´)
何だかんだあるけれど、スッキリ過ごせることは大事ですね。
おじいさんだって、いいじゃない(`・ω・´)
「ん、何が?」
そう思われるでしょう。
我が家で、おじいちゃんの部屋は2階、トイレは1階。
日中は行ったり来たりという、そこそこハードな生活です。
脳梗塞後、1階にベッドを移すという案もあったのですが...
「おじいちゃんは、2階で寝たいし、自分の部屋は大事(´・ω・`)」
という本人の希望もあり、そのままに。
階段の往復はいい運動になるから、出来ることなら続けた方がいいと。
そうリハビリの先生も言ってくれました。
ところが、昨年感染症で再入院。
ガクッと体力・筋力ともに落ちました。
熱も落ち着き、そろそろ退院後の話でも...となった時、
ある看護師さんから言われた言葉。
「えっ、在宅ですか?自室2階ですか?...今、寝返りも出来ないのに」
文字にすると質素ですが、鼻で笑われつつ言われてしまいました。
そう言いたくなる気持ちも、分かります。
実際その時は出来なかったし、治療という不安要素があることで、
自宅以上に高次脳機能症状が色濃く出ていました。
でもね、一応希望を言ったのです。
まだ医師から何も説明を聞いていない状態で、退院後の話をされて、
“こちらとしては、こうしたいですよ”という希望を伝えたのです。
「おじいさんだから、そこまで求めなくても」
「少しずつ弱っていって、それが老衰です」
医師からはそんなことも言われました。
うん、そうでしょう。
一般的に、そうでしょう。
思わず「自宅には帰れませんか?」と聞くと、「本人次第」と。
それは、老いも若きもそうなのでは?
そして本人は、諦めていませんよ?
その後のリハビリで、自宅に帰ることができました。
ただ帰宅したものの、食欲は戻らず。(入院中にガクッと落ちていました)
お腹の調子は悪い。
明日病院へ行こう、そう思った矢先に吐血して再入院。
胃潰瘍でした。
幸い出血はすぐに止まり、投薬でいい結果となりました。
胃潰瘍に出来た日付は書かれていないけれど、直前の入院中に異変はあった。
急に元気がなくなり、食欲も減退。
毎日会いに行っていたので、何かおかしいと。
胃潰瘍治療と並行して、担当医がリハビリも積極的に入れてくれました。
そしてリハビリ士さんが、とても良くしてくれました。
おかげで、感染症前よりもいい状態で帰宅。
はつらつとしている分、前よりぶつかる部分もありますが、元気です。
年齢としては87歳、高齢です。
けれど、“高齢”と一括りにはしないで欲しいのです。
ひとりひとり、性格も病状も環境も違います。
「だって、できないでしょ」
と言ってしまう前に、できないでいる理由を探して欲しいのです。
掘り下げてみると、理由は思いがけないところにあったりします。
一緒に考える、一緒にみてみる。
リハビリ病棟に入院していたとき、チームで考えてくれました。
だからこそ、自宅復帰できたと思います。
そして「おじいさんだからね」と言う人はいませんでした。
「まずやってみよう?」
そう言って挑戦させてくれた環境があって、本当に良かった。
大変だったとは思うのですが、とても感謝しています。
今でも病院で偶然会えると、嬉しいものです(*´▽`*)
どんな年齢の人も。
ちょっとでも挑戦したい気持ちがあるのならば、できる範囲で挑戦した方がいい。
まずはやってみて、ハードルが高ければ下げてみて。
それでも無理な時は、違うハードルに変えてみて。
やらないよりは、やってみたほうが、後悔の質が変わると思う。
87歳、おじいちゃんを見ていて感じたことです(*´▽`*)
次回は『まりも、“ボタン”を購入(`・ω・´)』をお届け予定(´▽`)