日々8割で生きるトリセツ

高次脳機能障害を持つことになったおじいちゃんと、家族のわちゃわちゃな日々

改めて考える、高次脳機能障害(`・ω・´)

こんばんは、右肩コリコリのまりもです(`・ω・´)

身体の使い方が悪いのか、バランスが悪いのか...どっちもか?

右肩からコリコリで、サロンパス的なものを貼っています。

あの『ス~ッ』とする香りが好きです。

 

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ヘルプマーク、ご存知ですか?



ここ数日、このブログへのアクセスも増えています。

おそらく、高次脳機能障害で検索されていたり、Twitterで見つけていただいたり。

興味を持って見てくれた方が多かったのだと思います。

 

ありがとうございますm(_ _)m

 

小室さんの会見後、リアルタイム検索でも上がっていた高次脳機能障害

聞きなれない方が、まだ多いのかな?どうなのかな?

周りから分かりにくく、本人も病識の欠如などで自覚し辛く。

隠れた障害とも言われます。

 

脳卒中、交通事故による脳損傷

年齢性別問わず、誰にでも突然突きつけられるかもしれない。

けれど、まだ認知が進んでいないように感じます。

 

高次脳機能障害、当事者の声として理解する非常にいい本があります。

 

ちょっと衝撃的なタイトルかもしれません。

しかし、このタイトルが全てを物語っていると私は思っています。

 

おじいちゃんがリハビリ病棟に移る頃、ちょうど見つけた本でした。

それまで読んだ本は、高次脳機能障害を外側から見たもの。

こちらは当事者の方が内側から伝えてくれる本です。

 

確かに、脳には傷がついたかもしれない。

個性も相まって、人それぞれ症状の現れ方がある。

それも高次脳機能障害の特徴かもしれません。

けれどそこに知は存在する。

 

おじいちゃんの場合...

 

1)注意障害

  • 常にぼ~っとしがち。
  • テレビがついていると、テレビに注意が向いてしまう。
    (家族で会話する際に、テレビは必ずOFF)
  • 1つの事に集中すると、周りの事を気に掛けることができないので、
    次にする予定の行動に移れない。
  • 注意の変換が難しいので、同じことを繰り返し確認しがち。

2)遂行機能障害

  • 予定を立てることが難しい。
    または、立てても見積もりが甘いので、時間に余裕がない。

3)社会的行動障害

  • 意欲が低下しがちなので、やってみたいことはあっても、
    そのことを考えつつ1日何もしないで終わってしまう。
  • 固執しやすい(これが大変かな...)

 

書き出してみると、色々あるなぁ(´・ω・`)

どれも毎日の生活で、1日1回ずつは遭遇することです。

 

ただ、デイサービスに行った日、通院のために出掛けた日。

そういった単純でもイベントがあった日は、違います。

やはり、適度な刺激は活性化させてくれるようで。

会話もスムーズにできたり、意欲も高まったり。

 

最初から高次脳機能障害と上手に向き合っていくことは、難しいです。

けれど、コツはつかめることだと思います。

その為にも、本人・家族ともに「100%じゃなくていい」そう思って、
生活していけることは大切です。

そして、「高次脳機能障害」が認知されていくと生活の場が広がるかな。

そう思っています。

 

身近なことで、上手く言葉に出来ない部分が多くあります。

このつたない文章でも、誰かが知りたいと思ってくれたら幸いです。

 

 

高次脳機能障害について参考リンク

主な症状 - 高次脳機能障害情報・支援センター

はじめに 「高次脳機能障害とは」 | 高次能機能障害支援のご案内 | リハビリテーションセンター | 社会福祉法人 名古屋市総合リハビリテーション事業団
(こちらのパンフレットは非常にわかりやすいと思います)

 

高次脳機能障害関連本

壊れた脳 生存する知【電子書籍】[ 山田 規畝子 ] 

高次脳機能障害と家族のケア 現代社会を蝕む難病のすべて (講談社+α新書) [ 渡邉修 ] 

みんなでわかる高次脳機能障害生活を立て直す脳のリハビリ 注意障害編 [ 中島恵子(神経心理学) ]